脇が臭い=ワキガ ではない
自分で自分の脇が何かニオうなーと思うときってありますよね。
もしかして私ってワキガなの⁉と悩む方も多いのでは。
でも、実は「脇が臭い=ワキガ」ではないんです。
ワキガとは?
ワキガは腋臭症(えきしゅうしょう)とも呼ばれ、皮膚のアポクリン腺から分泌される汗が原因で強い臭いを発するもので、運動時などにかく、エクリン腺から分泌される汗の臭いとは異なります。
ワキガ臭が、タマネギや鉛筆の芯のような独特の臭いと表現されるのに対して、ワキガでない人の脇の匂いは、脇の下以外の部分に汗をかいた時の汗臭いニオイと変わりません。
臭いの強さとしては、比で無いぐらいワキガ臭の方が強いです。
強度のワキガになると、バス1台分ぐらいの広さでも『あっ、誰かワキガの人が乗ってるな』と分かります。
ちなみに私の場合、右の脇がワキガ気味で、左はただの脇汗クサでした。
左右で全然臭いが違うので、ワキガ臭とそうでない脇臭の判断がつきやすかったです。
ニオイを発生させない為には
以前の記事
でも触れましたが、アポクリン腺、エクリン腺 いずれの汗腺から分泌される汗も、皮膚上の常在菌による分解の過程で臭いを発するのですよね。
とすれば、脇の臭いを発生させない為には、いかに長時間、汗などの分泌物を、皮膚上に留まらせないかということが重要になってくると思います。
臭わせない対策
①シートでこまめに拭き取る
制汗剤が含まれている物もあるので、汗を抑える
サラサラ感が続くのが気持ちいいです。
ただ、香料の種類によっては、ワキガ臭が嫌な感じでミックスされて、したくもないバージョンアップに悩むことも。
ワキガ臭に悩む方は、無香料の物を選ぶと良いでしょう。
②殺菌という手に出る
実家に手指のアルコール消毒液が常備されていたので、よく脇にも塗っていました。
が、ごく短時間では消臭効果がありますが、30分もすれば脇クサ…と感じるようになりましたので、個人的にはあまりお勧めしません。
③汗取りパット
個人的にはこれが一番効果があったと思います。
そもそも、いかに長時間、汗などの分泌物を、皮膚上に留まらせないか が臭い防止のカギなので、汗取りパットで汗が出たら随時吸収してしまうのは効果的です。
ちなみに、汗取りパットは衣服に貼るタイプ、直接脇に貼り付けるタイプ、下着に装着して繰り返し使えるタイプなど様々なタイプのものがあります。
割と安価なので状況によって使い分けができるのも便利な点ですね。